月曜日に見た映画

8日まで、浅草の映画館でも やってるらしいから、もう1回見に行こうかな・・・

オープニング。

ド田舎の山村。
シャボン玉を吹きながら、線路を歩く少女。
この映像が、すごく綺麗なんですよ。

あらすじ

学校を卒業したら都会の大学へ進学したい千恵。
千恵に思いを寄せるが告白できない正太。
小さな映画の賞を取って、中退して都会に飛び出して行った公平。
いつもシャボン玉吹いている円香。公平のことを好きなのだが、告白できないまま、公平は行ってしまった。
そんな4人の物語


公平が戻ってきていて、(でも家出した手前、実家に帰れなくて、廃校に潜んでいた)4人だけの同窓会が始まる。
近々、ダム建設で村が沈むってことで、タイムカプセルを開く。
中のメッセージを読んで・・・


正太は千恵に告白する決意をする。
そして円香も・・・

マイナーな映画なんで、皆さんが見ることは無いんだろうけど、

続きを読みたい方は 『続きを読む』を開いてください。(ネタバレあり。)











円香がタイムカプセルに入れていたメッセージは、『公平とずっと一緒に』
決心して、公平に告白する。


円香「公平のも見せて」
公平がタイムカプセルに入れていたメッセージは、
『はりうっどで成功する。絶対夢はあきらめない』
でも、公平は、夢をあきらめて、田舎に戻って円香と一緒に暮らすと言う。


「荷物をまとめて、すぐ戻ってくるから」と言って駅に向かう公平に、
「これ、公平が持ってて」と、公平のメッセージの書かれた紙を返すのだった。


円香に見送られた後、ふと円香から返されたメッセージを読むと、そこには、一文字書き足されていて、


『はりうっどで成功する。絶対夢はあきらめない


そして公平は・・・

という感じの、4人それぞれの成長を描いた映画でした。


エンディングは、オープニングと同じく、
線路を歩く少女。


でも、液がなくなって、シャボン玉を吹けない。


→ていう演出で、ちょっと泣きそうになりました。
(彼女が劇中で、「周りに流されて、自分の意志を出せない子で、だから、
 シャボン玉に自分の理想像を投影している」というようなことを言っていて、
 公平に告白して、そして、公平を思ってつらい選択をした彼女には、
 もうシャボン玉は必要ない。ていう演出?と思う)